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●その他注目通貨

有事の資金逃避先!?
9.11テロ以来、「有事のドル買い」ならぬ、「有事のスイスフラン買い」という言葉が聞かれるようになりました。
スイスは永世中立国のため、投資家たちはテロなどの海外の紛争の影響をきわめて受けにくいと判断することが多いためでしょう。
実際に9.11テロが起きた時には、ユーロとスイスフラン(CHF)が買われました。
以降、スイスフランは有事の資金避難先の一つとなっているようです。
政策金利の面では、0.75%と低金利の通貨です。
それでも、日本よりは高いんです!
また日本同様、精密機械等の輸出に対する依存度がとても高い国です。
ということは、できれば自国通貨があまり高くないほうが輸出しやすいのでスイス経済にとっては好都合となるわけです。
しかし、スイスフランは9.11テロ以降、高水準になってしまいました。
そのため今後は同国中央銀行がスイスフラン高を抑制することも考えられます。

カナダドル
最近、注目されている通貨にカナダドルがあります。
その理由の一つはやはり資源国であるということ。
ご承知のとおり、カナダは原油、金、など豊富な資源に裏打ちされた強い経済力を誇っています。
2004年の実質GDP成長率は、2.9%と高水準となっています。
その他、治安もよいこともあり、比較的安定した通貨といえそうです。
カナダドルは資源国通貨であることから、豪ドルほどではないが比較的、商品相場の影響を受けやすいことが特徴となっています。
また、地理的に米国との結びつきが強く、米景気の動向に左右されるという側面も持っています。

中国人民元
中国の経済成長は目覚しく、その実質GDP成長率ではなんと2003年、2004年ともに9.5%を示しています。
また、中国は日本にとっては目下最大の輸入相手国。
他国への影響も年々大きくなっています。
それを見越してか、日本でも中国人民元(CNY)の売買ができる外為業者も登場しています。
2005年7月、約2%幅の切り上げを行いましたが、今度も再切り上げの観測は消えていません。
基本的に中国人民元の切り上げ問題は、ドル安/円高材料と見られています。
また、切り上げの際「通貨バスケット方式」が用いられたことから、さらにこれを機に中国のドル離れの路線が顕著になったことも今後、為替相場に潜在的な影響を与えていくことになると思われます。

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