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一目均衡表は日本発の人気ツール

◆ ひと目で相場の動向、先行きがわかる ◆

テクニカル分析には今まで紹介してきたように、様々な手法があります。
ローソク足、移動平均線、RSI、ストキャスティクスなどなど。
しかし、いずれもカバーする範囲が限定されているのです。
例えばローソク足は値動きを追うものであり、移動平均線は値動きのトレンドを追うもの。
しかしここで紹介します一目均衡表は、名前のとおり一目で相場の動向がわかるものです。
パソコンの普及により人気が高まっている分析法です。
一目均衡表は、一目山人(本名、細田悟一)氏が考案した分析手法。
長い月日をかけて作られた奥深い理論です。
正真正銘日本発のツールですが、海外のファンドマネージャーにも人気があるようです。

一目均衡表では、次の5つの線を引きます。

①転換線
過去9日間(当日含む)の最高値と最安値の平均値
②基準線
過去26日間(当日含む)の最高値と最安値の平均値
③先行スパン1
基準線と転換線の平均値を、当日から数えて26日先に記入したもの
④先行スパン2
過去50日間における高値と安値の平均値を当日から数えて26日先に記入したもの
⑤遅行線(遅行スパンともいう)
当日の終値を当日から数えて26日前に記入したもの 

◆ 一目均衡表で3つのポイントチェックして! ◆

一目均衡表は、奥が深いので研究するとさまざまなことがわかります。
ここでは、まずチェックしておきたいポイントを絞って説明します。
チェックポイントは次の3つ。

転換線と基準線の位置関係
・転換線が基準線を上抜く→好転
・基準線が転換線を上抜く→逆転

実線(ローソク足)と雲の位置関係
先行スパン1と先行スパン2の間にできる空間のことを雲(帯)と呼びます。
・実線が雲の上→強気相場
  基本的に強気なので、多少下がっても反発する可能性が高い。
・実線が雲の下→弱気相場
基本的に弱気なので、多少上昇しても下げ戻す可能性が高い。
つまり、雲は実線の位置によって上値を抑えたり、下値を支えたりするクッションの役割を果たすということですね。

遅行線と実線の位置関係
・遅行線が実線の上→強気
・遅行線が実線の下→弱気
また、「三役好転」を迎えた場合は「買い」のチャンスです。

CHECK POINT

好転・逆転
相場の動向をあらわす表現。
好転は上昇の兆しを表し、逆転は下落の兆しを表します。

三役好転
一目均衡表で次の3つの動きが同時に出た場合は、最も買いに適したサインとされます。
①転換線が基準線を上抜ける。
②ローソク足が雲を上抜ける。
③遅行線がローソク足を上抜ける。

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