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損失を限定

損失を限定するための安全装置 マージンコールとロスカット

■2007年7月17日

◆ マージンコールとは何か ◆

マージンコールとロスカット
外為取引(FX)や信用取引には、マージンコール(Margin call)という制度があります。
マージンコールとは何か。それは、預け入れた証拠金が50%を割り込んだ場合に追加証拠金(追証)の入金が要請されることを指します。
ただし、追証を入金せずに手持ちのポジションを決済して、証拠金の割合を50%に戻す処理を要請されることもマージンコールと呼ばれています。
外為取引(FX)で最初に預け入れる証拠金は、担保金の役割を果たしています。
つまり、為替相場が思惑と反対に動いて為替差損が出た場合には、預け入れた証拠金を割り込むことも当然ありえるということです。
そこで、リスクマネジメントの一環としてマージンコールが発動されます。
マージンコールは、外為業者からのメールや取引画面にマージンコールが発動された旨の表示などによって顧客に伝えられます。

◆ ロスカットとは何か ◆

マージンコールが発動されても放置し、さらに証拠金が目減りしてしまった場合は、外為業者側で強制的にポジションを決済してしまいます。
これがロスカットといわれる制度です。
ロスカットの条件がそろえば、有無をいわさず決済されてしまいます。
  ロスカットされるのは、証拠金の割合が20%を下回った場合が多いようですが、業者によって異なります。
このロスカットは非常に重要な制度です。
これは、投資家の損失が証拠金を超えることがないように予防するためのものです。
業者は買いポジションなら売りで決済し、損失を証拠金でまかなうことになります。
そのリスクをコントロールしてくれるのがマージンコールであり、ロスカットなのです。
この制度によって、損は出るにしても預けた証拠金以上に損金が膨らむことはありません。
ですから、これらのルールを設けている外為業者は、一応、信頼がおけると考えることもできます。
その一方で、こうした顧客保護の制度を設けず、追証をどんどん入金させるような業者は悪徳業者である可能性が高いといえます。

CHECK POINT

信用取引
投資家が一定の保証金を差し入れることにより、資金などを「借りて」売買する取引。自己資金より大きな金額での取引が可能。

追加証拠金
略して追証といわれる場合もあります。
ポジションを建てるために払い込んでいた証拠金が、為替レートの変動により損が膨らんだことで規定の割合を割り込んだ場合にポジションを維持するために追加で払い込む証拠金。

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